素敵な眠りの作り方-3
「保温性」と「肌合い」です!
保温性は空気層で決まり、快適は温度と湿度が関係してきます。
そうです、どちらも空気の問題なのです。
身体の周りの空気の状態を自分に最適にすることでそれぞれの快適な睡眠環境が作れます。
日本には四季があります。
寒い冬から暑い夏まで環境は変化し続けています。
それぞれの環境の中、我慢することなく気持ち良い保温性を保ち続けることがまず大切ですね。
そして、次に考えて欲しいのが「肌合い」です。吸放湿性、保湿性、熱伝導率、触感などと言った主たる機能と考えがちな保温性に加えて欲しいのが「肌合い」なのです。パジャマはそういう意味でとっても大切です。
そして、インナーケット、敷布、そしてカバーです。
身体に近い寝具から順に「肌合い」を重視し、季節に合わせ、体質に合わせて気持ち良い寝具を選ぶことが大切です。


羽毛ふとん専門店さんには、毛布やケットは羽毛ふとんの上に掛けるものと紹介されているお店もございますが、羽毛ふとんの機能を最大限生かすためにはという前提がつきます。

当店では、眠られるお客様一人ひとりの快適が一番と考えます。
保温性の補助として羽毛ふとんの上に軽いケットを掛けることは確かに有効です。保温性を増します。
しかし、「保温性」だけで快適と言えるでしょうか?もしそうだとしたら、夏の快適な眠りは有り得なくないですか?
私たちは、「保温性」+「肌合い」によって快適な睡眠を感じことができるのです。

汗をよく吸うタオル地やガーゼ、保湿性に優れたシルク、熱伝導率の高い麻、羽毛を超える吸放湿性を持つウールといったように様々な素材が寝具にはあります。
「肌合い」の中には、素材特有の機能性に加え、そこから生まれる肌触りがあります。
保温力はほとんど必要のない夏は「肌合い」の役割が大きくなり、冬であっても「保温性」の確保とあなた好みの「肌合い」を実現することが大切になるのです。