羽毛ふとんのこと-2
羽毛ふとんが使われるわけ
今では多くの人に使われている羽毛ふとんですが、日本で一般家庭に普及し始めたのは1980年代以降です。

それまではどんなふとんで寝ていたのでしょう?
多くの人は綿わたふとんや合繊ふとん、羊毛ふとんなどを使っていました。
寒い冬には綿わたふとんに二枚合わせ毛布などを重ねて使われていたようです。
綿わたふとんが約6kg、二枚合わせ毛布は約2kgと合わせてなんと8kgもの寝具を掛けて寝ていたのですね!

私は嫌いではなかったですが、今振り返ると重すぎませんかと思えますね。
羽毛ふとんが主流となったのは、その軽さと優れた保温性と高い吸放湿性のためです。

初めて羽毛ふとんを使った時、びっくりするくらい軽くて暖かかったことを鮮明に覚えています。