YUINE の想いを届けたい!
by YUINE
![]()
![]()
![]()
![]()
睡眠は大切です。だから寝具も大切なのです。

睡眠に関わる道具「寝具」は、気持ちよく眠るための必需品です。長い間、寝具に携わって参りました北沢株式会社は、もう一度 寝具のことをスタッフと考えました。
羽毛ふとん屋さんは、一年を通して上質の羽毛ふとんを売りたい。毛布屋さんは最高の素材の毛布を売りたい。それは間違いではございません。作り手や売り手として最高のものを使っていただきたいと思うのですから。
でも、主役はあなたです。
【保温力】と【肌合い】のバランスを自分に合わせて選び、気持ちよく眠ることがいちばん大切なのです。

住まいの環境は昭和の時代から随分と変わりました。気候も随分変わってきたと感じます。
気密性も断熱性も高くなっています。窓はペアガラスであったり、襖(ふすま)や障子であった部屋の仕切りは、今やほとんどが壁やドアに変わり、独立した部屋になっています。現在の暮らしに合わせて住まいは変化しています。
そんな環境変化の中、今の寝具は、新しい機能素材がいくらか出たくらいでほとんど変わっていません。羽毛ふとんが増え、綿わたや羊毛わたのふとんが減ったくらいでしょうか?
考え方が、ほとんど変わっていないといえますね。
冬になれば、羽毛ふとんが売り場を占領し、2枚合わせのボリュームたっぷりな毛布が並びます。「この商品は、あたたかいよ〜」と、売り場は寒さ対策になっています。
夏には、ひんやりクールなパッドやケットが並び、肌掛けふとん(ダウンケット)が夏も羽毛が良いですよ!と売り場は暑さ対策になっています。これはネットショップでも同じですね。
寝具には、掛けふとん、敷きふとん、マットレス、カバー、ケット/毛布、敷きパッドなど寝具には多くの商品(アイテム)があり、それらを組み合わせて眠ています。今の寝具売り場では、それぞれのアイテムの中から何となく良さげなものを選ぶしかないです。
YUINE は、季節に合わせて、住まいに合わせて、本当に気持ち良い眠りを一人ひとりに見つけて欲しいと願っています。

「保温力」のこと
「おふとんに求めるのは何?」と聞かれると、真っ先に気になるのが「保温力」ですね。
寒い冬などは、おふとんの中の暖かさがとってもうれしいものです。「ふゎ〜っ、気持ちいい〜!」を寒い季節に感じたことのある人は多いと思います。
寒ければ寝られません。良い睡眠どころか、風邪を引いちゃいますからね。
おふとんには季節に合った、そして体質や好みに合った「保温力」はとても大切です!
おふとんの「保温力」は身体の周りに留めておく空気(デッドエア)の量でほぼ決まります。
空気は優秀な断熱材です。その空気を身体の周りに蓄えることに最も優れた素材が「羽毛」です。
綿毛(わたけ)のような羽毛はたっぷりと空気を蓄える上に、他のどんな素材よりも軽いからです。
羽毛ふとんに求めるものは「保温力」だと言っても差し支えありません。
特に冬の寒い時期は羽毛の保温力は魅力的です。また春には春の保温力が必要になり、合掛けふとんや肌掛けふとんなどが使いやすくなります。
1年間の気持ち良い眠りを考えると、羽毛ふとんで「保温力」の調節ができれば理想的です。
そう考えると寒い季節は、「合掛けふとん+肌掛けふとん」や「本掛けふとん+肌掛けふとん」というのも賢い選択と言えるでしょう。

「肌合い」のこと
私たちが「肌合い」という言葉を選んだのには理由があります。
「肌ざわり」はとても大切ですが、それだけではないからです。「肌合い」は相性という意味も含まれます。「人と眠りを結びつける相性」とでも言いましょうか。
ほとんどの人があまり意識することのない湿度調節のことです。目に見えず感じにくい「水蒸気」のコントロールが必要なのです。
寝室の気温は「暑い」「寒い」と感じやすく「保温力」で調節します。しかし、寝室の湿度は感じにくいものです。
それに加え、人は寝ている間に身体からコップ一杯の水分が蒸発しているのです。
これが厄介なのです。
これは正確には汗ではなく、「不感蒸泄」(ふかんじょうせつ)といい、一年中 朝から晩まで 寝ている間も蒸発しています。寒い冬もです。コップ一杯のほとんどが「不感蒸泄」らしいのです。
寒い冬におふとんに入ってしばらくすると、汗をかいているわけでもないのにホワ〜ンとしてきて心地良いムレ感を感じたことありませんか?
心地良いムレ感は暖かく感じられ良いのですが、限度を超えると不快になります。また、人によって感じ方もかなり違います。
だから、自分に合った、家族一人ひとりに合った、そして季節に合った「肌合い」を見つけることが大切なのです。
おふとんの中の湿度の調節には、基本的に吸放湿性が高い天然繊維がおすすめです。
汗をよく吸うコットン、保湿性に優れたシルク、熱伝導率の高い麻、圧倒的な吸放湿性を持つウールといったように天然繊維の「優れた機能と肌触り」、そして製品の仕様(厚み、素材、仕様、サイズ、かたち など)が、一人ひとりに合った「肌合い」を実現することができるのです。
眠りのシーズンスタイル
冬のスタイル
一年を通して最も「保温力」が求められる季節です。
最近のマンションや戸建て住宅は密閉性も断熱性も高くなっているため、真冬の寝室でも、室温が10℃を下回ることはほとんどありません。
「本掛け+肌掛け」「本掛け1枚」「合掛け+肌掛け」「合掛け1枚」あたりで十分でしょう。
極寒の地域や家屋の場合は「本掛け+合掛け」という選択もあります。
「肌合い」は寒い季節でも身体から蒸発する水分があります。
羽毛だけに任せるのではなく、吸放湿性の高い素材を選ぶのが大事です。
ウール・シルク・コットンなどから自分に合った素材を選び、薄めのケット類がおすすめです。毛布やケットを保温のために使っているイメージが強いかもしれませんが、湿度の調整という役割が大きいのです。ポリエステルの毛布などをおふとんの内側に使うと、寝入りは良いが、睡眠中にムレ感を感じ不快になって熟睡できないということが起こったりしています。
気付いている人はその快適さを実感されています。寝具のことをよく知っている方などは経験的にウールがいいとかコットンくらいがちょうどいいという経験値をお持ちです。

春・秋のスタイル
気持ちの良い季節です。ただ最近は急に寒くなったり、暑くなったりと寝具の使い方も大変です。
「保温力」で見ると「合掛け」くらいと考えがちですが、「肌掛け」で十分な人もいらっしゃいます。冬に比べると必要な「保温力」は下がります。
「地域や寝室環境」と「体質や好み」で寝具選びの幅がとても広くなります。
この季節こそ自分に合った「肌合い」を見つけると本当に気持ちよく眠れますよ。
冬に使っていた「肌合いアイテム」をそのまま使って気持ち良い人もいらっしゃいます。
冬の「肌合い」より薄めのものを選ぶ方もいらっしゃいます。
パイル地のケットが気持ち良い人もいらっしゃいます。
素材と形状(布帛、パイル、ガーゼなど)によって、「肌合い」が随分 変わることを実感しやすい季節でもあります。
「合掛け」や「肌掛け」にお気に入り素材のカバーだけで十分気持ち良いと感じる人もいらっしゃいます。
パジャマもとても大切ですね。

夏のスタイル
苦しさを伴いやすい夏のスタイルでは、積極的なエアコンのご使用をお勧めしています。
異常ともいえる熱帯夜などもありますからね。
寝ている時に汗が流れるような環境は避けてください。身体が疲れます。次の日の仕事や勉強や遊びなどに影響してしまいます。
夏のスタイルでは、「肌合い」がとても重要になります。
日本の夏は温度も湿度も高く、人の身体から蒸発する水分もあり、湿度コントロールがとても大切です。
エアコンで湿度も下がっている寝室などでは、身体から蒸発する水分も増えます。
だから水分補給と「肌合い」の良いサポート寝具が大切なのです。
麻素材やサマーウールやコットンなどは気持ち良いですね。夏こそシルクという方もいらしゃいます。
エアコンの冷えが気になる方は「羽毛肌掛けふとん」を合わせるととても気持ちよく眠れます。

このように、一年を通して「保温力」を調節し、季節ごとにご自身に合った「肌合い」をまとうことで、YUINEの目指す心地よい眠り、自分が感じる「ふゎ〜っ、気持ちいい〜!」を見つけてられることを願っています。
「あなたにとって睡眠は大切です。だから寝具も大切なのです。」
YUINE の第一弾は組み合わせ自由な「羽毛ふとん」と「羽毛ふとん用掛けカバー」からスタートいたします!
チーム YUINE 一同


